販売戦略とは?!~ 西野亮廣(著)【魔法のコンパス 道なき道の歩き方】を語る その7
- 作者: 西野亮廣
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書で語られる西野さんの
「どうやって作品を売るのか?」
という問いからの答えには本当に素晴らしいものがあると思っていまして
アーティストや作家等の作品はもちろん
各企業の商品、コンテンツ
サービスやイベント事業等
ビジネスにおいてどのように利益を出していくかと日々追求していくことは
全ての仕事で当たり前で尚且つ1番頭を悩ますことだと思います。
そして、本来それは1番のやりがいのはずなのです。
しかし、やりがいのはずの利益追求をしっかりと理解出来ているかが問題なわけで
そこを間違えたままだと無駄にコストをかけることにもなります。
販促のやり方ひとつ見ても
そもそも媒体としてちゃんと効果があるのかとか
しっかり狙った層に適しているかとか
当たり前のようで意外と大事なのです。
経費を回せないからと誰も見ないような安い媒体を使っても逆に無駄に終わりますし
昔ながらのクローバー、ポスティング作戦だ!と意気込んでも外注せずに自分達でと考えてコストだけでなく負担を増やすはめになったりします。
何より大きな効果を狙ったクローバーをするのならそれ相応に情報と準備、人員の選定も必要になるはずですが
なぜかその部分を割りと手抜きにしてしまう場合も多いんですよね。
だから負担に対して効果が薄くなってしまう悪循環になってしまったり
西野さんの出した答え
『作品のおみやげ化』は正に的を射ていたようですが
そのように柔軟な新しい発想を出すことが本来の商売の根本的な部分だと思います。
ただ飲食や小売店、自営業等の場合は個人的にはちょっと考えが違いまして
販促を出すことももちろん大事なのですがおそらく最も重要なのは
やはり商品力だと思います。
今や誰もが勝手に好きなものを発信出来る、昔で言う口コミが昔よりも一層効果を生み出す可能性のある時代なので
飲食店なら純粋に美味しいものを提供出来れば自ずと結果は出ます。
Twitterで話題、インスタ映え人気等
さほど珍しくない聞き慣れたフレーズですが
なんだかんだ効果的なんですよね。
SNSの強さは侮れませんから。
とにかく、現状から更に高いものを目指したくて
しっかりと取り組みをしてるのになぁと悩んでしまう前に
本当にそれで正しいのか
他に根本的に考え直すことはないか
視点を変え、視野を広げ
いろいろ見つめ直す、そしてそれを
常に意識していく
結局、日々『問い』を持つことが大事だと
私は思います。
今回はそんなお話。
それではまた次回があれば
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