思い知らされる現実と再出発～【1人の人間が辞職をするまで】Vol.02 ～
＊この記事は私の体験を着色、創作を極力省き、ありのままを書いています。経緯を詳しく知りたいお暇な方は先に下記の記事を見ていただける幸いです。
【1人の人間が辞職をするまで】Vol.00 ～まずはじめに～
https://shinovu.hateblo.jp/entry/2019/01/02/120000
◎
会社を辞め、実家に帰ってから約1ヶ月が経った頃
このままではダメだと動き始めた。
そう思えたのも前回のブログで書いた真辺さんの件や
周囲の友人達の励ましがあったおかげである。
私は本当に人に恵まれていた。
とは言え、すぐに新しくやりたいことなど見つかるわけもなかった。
そんなことを言っている場合ではないと自分に言い聞かせ、求人で目についたものを片っ端から応募し面接に臨んだ。
結果からいうと全滅。
それなりの年齢になっていたし、特段スキルや資格、実績も学歴もあるわけではない私はどの企業にも受け入れられなかった。
改めて考えるとまだしっかりと立ち直った訳でもなく、とにかく現状を打破する為に働こうとしていた内心を見通されていたのかもしれない。
ここでも今までの自分の人生を見返し、後悔することになってしまった。
所詮、自分には何も出来ない。
１度失敗した人間はなかなか立ち直ることは出来ない。
そんなことを考える日々が続いた。
今になって思う。
なんて馬鹿らしいことで悩んでいたのだろうかと。
もし、今の会社を退職する
再就職が上手くいかず悩んでいる
そんな方がいたら私から一言。
悩む必要は全くない。なるようになる。
退職したいけど先が不安だと日々悩み、仕事に全力を注げないなら
さっさと退職してしまえば良い。
今の日本の仕組みでまず食いっぱぐれることは無い。生きてさえいればどうにでもなる。
再就職出来るかなぁと不安にならなくてもどの会社も基本人手不足なのだ。
変にこだわりさえ持たなければ働き口は腐るほどある。
問題は現状だ。
現在の人生を、仕事を精一杯全力を尽くし
先に、次に活かせる何かを自分に与えてやれているかが重要なのだ。
ただ呆然と過ごし、仕事も上の空でやっているのであれば
それはただ何もせず寝て過ごしているのと変わらない。
私がそう思えるようになったきっかけは
また次回以降の話。
結局、私は社員雇用での就職を諦め
アルバイトとしての研修期間ありという会社の面接に行き、なんとか採用されて働き始めた。
歳もそこそこになってアルバイトだなんて
という考えはもう捨ててしまっていた。
そんなことを言っている場合ではない
とにかく現状から早く抜け出したかったのだ。
ここから私は新たなスタートを切る。
結論から言ってしまおう。
この会社に入って良かった。
私は独立して経営者になった今でもそう思っている。
次回へ続く
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