のんびり経営

田舎者の経営者が普段思ったことをダラダラと語ったりしてみたブログです。普段の生活で思う疑問、不思議、仕事について思うこと、等々を勝手な主観で書きなぐっています。お暇があればぜひ。 ◎主なテーマ:経営/仕事術/日常の疑問/

職場の姑になるな!~自分のやり方を強要するな!~

f:id:SHINOVU:20181207003721j:plain

「そんなやり方だからダメなんだ。もっとこうしたら良くなるのに」

「何故、教えたやり方でやらないんだ。だから仕事が遅いんだよ。」

あなたの周りに『要領が悪いなぁ』と感じる人はいませんか?

極端に仕事が遅かったり、ペースはそこまで遅くなくとももっと効率的なやり方なら早く仕事を進めれるのにと見ていてヤキモキしてしまうような人

職場に限らずプライベートな時間で友人と一緒にいるときでもそう感じる人は意外といたりします。

「マイペースな人だから」とか
「不器用なだけだから」とか

そんな言葉で片付けていませんか。

友人としての間柄で相手への理解がそれなりにあれば何も問題はありませんが
仕事上の関係、部下にそういう人がいる場合はそうも言っていられません。

今回はそういった人に対しての接し方、指導の仕方で私なりに思うことを提示していきます。


まず、『要領が悪い』と感じる人は大きく3つに分かれていると考えています。

『本質的なことを理解出来ていなくて、業務の進行が著しく滞る人』

『本質的なことを理解はしているが、独自の理論があり、独自の効率を求めている人』

『本質的なことも、そもそも業務自体の理解がしっかり出来ていない人』

同じように『要領が悪い』と感じる人でも、それぞれのタイプによって指導、接し方は変えていく必要があると思います。

今回はこの中でも

『本質的なことを理解はしているが、独自の理論があり、独自の効率を求めている人』

このタイプに焦点を当てていきます。

このタイプの人は業務に対しての理解や認識はしっかり出来ているので所謂、仕事が出来ない人と思われたりはしません。
ただこのタイプの人は何かと身内の中で対人トラブルを起こすことがあります。

独自の理論で仕事をするので周りとは違ったやり方を実践している場合が多々あります。
そして自らの中での優先順位が決まっているので急な割り込み業務への対応には反応が鈍いように「思われがち」です。

あくまでも「思われがち」なので
当然、本人はそう思っていませんし、最終的にはしっかり仕事を終わらせていることがほとんどです。

「頼んでいた仕事終わった?」

「この仕事が終わったら取りかかります。」

仕事をお願いしても基本自分の計画が優先です。ただ途中でほったらかしにすることはないので
迅速な対応、早急に終わらせて欲しい業務をお願いする場合はしっかり伝えないといつ終わるの?いつ取りかかるの?とお願いした側が勝手にソワソワすることになります。

あとこのタイプは自分の計画ややり方を否定されることを極端に嫌う傾向があります。

なので頭ごなしに矯正させようとすると強く反発されます。

「こうした方が効率良いし、みんなそうしているからそうしなさい」

(私には私のやり方があるのになぁ)

という結果になります。

ここまで読んでいただいて、勘の良い人は分かったかもしれませんが


このタイプの人を上司に持つと厄介です。

職人気質で勝手に我が道を進んでくれるなら部下としてはそこまで困りません。
余程おかしなことをしていれば注意すれば良いだけですから

ですが上司となると中には独自のやり方を相手に強要してくるタイプもいて
これが非常に厄介。

つまり、このタイプの天敵はまさに自分と同じタイプ
同族嫌悪の典型なのです。

あなたが経営者や管理職の立場でこのタイプの部下の仕事振りにイライラすることが多いようなら
あなたもこのタイプである確率は意外と高いです。

正直、私もどちらかというとこのタイプなのですが
それを理解出来ているつもりなので
仕事相手や部下の仕事振りにとやかく文句を言うことはしないようにしています。

このタイプは日頃繰り返し行うルーチンワークにはとてつもない強さを発揮することが多いので
現場の指揮を任せて、もし暴走するようなことがあればそこは注意する
それくらいのバランスでちょうど良いのです。


あなたもこの記事を読んで
「自分はこのタイプかもなぁ」と思い当たる節があるなら

他の人の仕事を見てイライラする無駄なことはやめて、自分の仕事に精一杯努めてください。

大丈夫、このタイプのあなたはしっかり仕事をやり遂げる力のある優秀な人材なのですから

今回はそんなお話。


それではまた次回があれば


※面白い、また別の記事も読みたいと思っていただけたらポチっとお願い致します。