のんびり経営

田舎者の経営者が普段思ったことをダラダラと語ったりしてみたブログです。普段の生活で思う疑問、不思議、仕事について思うこと、等々を勝手な主観で書きなぐっています。お暇があればぜひ。 ◎主なテーマ:経営/仕事術/日常の疑問/

『キャラ』や『イメージ』の大きさ ~M-1グランプリ・上沼恵美子さんの件で思うこと~

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「こいつ、何も分かっていないわ!」

「たいしたことないのに偉そうに!」


最近、M-1グランプリの話題が騒がれていますね。

名指しではないにしろ上沼恵美子さんの審査について
とろサーモン久保田さんと
スーパーマラドーナの武智さんが批判的な発言をした件。
酔った勢いもあったでしょうがなかなかに過激な内容でした。

その件があってかどうかは定かではありませんが上沼恵美子さんは審査員から引退すると語っているという流れもありますね。


今回のブログは普段の記事内容とは少し変わってこの一連の騒動について個人的に思うことでもと
まぁ、たまには話題の時事ネタで話でもしたいなと思いまして。

最初に言っておきます。
Twitterでも何度か書いたのですが
私は、上沼恵美子さんのことは嫌いです!


たしか記憶が正しければ、あるときのワイドナショーだったと思いますが
松本人志さんが審査員の選定について語っていました。

「審査員を決めるのは難しい。みんな基本断るから。それによって批判もあるし。ただ、断ったなら今年のM-1はこうだったとか後からいろいろ語るなとも思う。そんなこというなら審査員してくれよ」

ちょっとした記憶違いはあるかもしれませんがそんなことを言っていました。

お笑いって明確な答えがあるわけでもないし、何をしたから高得点とかもないので審査するというのはプロの芸人さんからしても難しいのでしょう。
どの分野でも評価する側の人間は大変です。


また、これはいつの時だったかのM-1勝戦の結果が出てチャンピオンが決まった際にコメントを求められた島田紳助さんが言っていたコメント

「決勝3組とも素晴らしかった。正直、ここまできたら審査員の好みもあります。それぐらい僅差。本当に3組ともレベルが高かった」

みたいな感じに答えていた記憶があります。
笑いの量、ネタの完成度
甲乙つけ難く最終的には多少の好みもあると。


それを踏まえて今回の件
上沼恵美子さんはTwitter等のSNSでも見て分かるように世間の声でも批判的な意見が多く挙げられています。

何故、他の審査員よりも圧倒的にこのような批判が多いのでしょう。

確かにコメントを求められた際に
分かりやすい好き嫌い発言や一貫性の無い発言も原因だとは思いますが
私は
上沼恵美子さんの『キャラクター』やそれに伴う『イメージ』の影響も原因として大きいのではないかと思います。

意見の中にはお笑いが大好きでかなり研究していて審査自体に納得がいかず、独自の見解があって批判されている方もいるでしょうけど
審査云々よりそもそも上沼恵美子さんが嫌いだからという理由で批判的な意見を出している方もいるのではないのかなと

因みに私は審査云々ではなく上沼恵美子さんが嫌いなタイプです。

ハッキリと割りときつめの発言をズバズバと言うパワフルな典型的な『大阪のおばちゃん』的なキャラ
好みは極端に分かれるのではないでしょうか。

簡単に『大阪のおばちゃん』と定義しましたが
私は大阪の、ましてや関西人の知り合いはいませんし
『大阪のおばちゃん』がみんながみんな
そういうタイプではもちろんないでしょう。

しかし、上沼恵美子さんを見てると
何故か正に『THE 大阪のおばちゃん』に見えてしまう。
これってある意味、凄いことではないかと思うのです。


久保田さんと武智さんは上沼恵美子さんと同じタレント、芸人さんなので
もしかしたら、私達一般の人には分からない
表には出せない内情なんかもあり、今回の批判騒動に繋がったのではないかと憶測も出来ますが
私達は芸能界や世間の騒動を外側からしか見れません。

報道されている内容、ネット記事の内容、出所のはっきりしない噂、憶測話

そういった情報の中で判断するとき
私達はある程度その渦中にいる方の
『キャラ』と『イメージ』に影響を受けているのではないかと

上沼恵美子さんの場合
『番組内でもネタについてのコメントよりも前に好き嫌いの好み的な発言もあるし、好きな可愛がっている後輩とかには甘いんじゃないか』
というイメージが勝手に作り出されているのではないかと思ったりするのです。


あなたの周りにもいませんか?
話してみたら良い人なのに
友人として接するには良いのに

何故か職場の中ではあまり良い評価を得られていない人
偏屈だ、横暴だ、自己中心的だ、という『イメージ』を持たれている人
それはきっとその人の『キャラ』がそうさせている部分が大きいはずです。


今回、私が言いたいのは

別に上沼恵美子さんは間違っていないとか好きになれとか

そういった話ではなく、芸能人に限らず
私達の周りにも
『キャラ』や『イメージ』で
判断している人、されている人が
多かれ少なかれいるのではないかということです。

「今回の件、きっとあいつならこう思っているに違いない」

「あいつのことだから何も考えていないに決まっている」

「あの人ならきっとこうしてくれるだろう」

人に対して持つ『イメージ』というのは
私がブログで散々提示してきた
『自分の勝手な価値観の押し付け』とほぼ同義だと思います。

芸能界のゴシップネタを楽しむ際には
そういった『イメージ』の持ち出しも有りかもしれませんが

普段の私生活で意識し過ぎると
不要なトラブルや誤解を生んでしまうことになるかもしれません。


今回はそんなお話。
騒動自体に関してというより
結局、それを通して思うことになってしまいましたが

最後に一言
私は結局、上沼恵美子さんのことは嫌いです。


それではまた次回があれば