シングルCDって必要? ~時代変化によるコンテンツの変化~
皆さんが最後に買ったのはCDっていつですか?
私は記憶が定かではないですがおそらく5年近く新しくCDを手にしていないと思います。
理由の1つとしてそこまでして欲しいCDが無いというのもありますがそれを根本的な問題にしてしまうと話が変わってきてしまうであれなので、、。
よく話題としてあがるのはネットの普及による違法ダウンロードや動画サイトによる違法アップデートが要因だということ。
いや、もちろんそれもあるでしょうけれどそれはそこまで直接的な要因ではないと思っていまして
問題はネット普及による人々の時間の使い方の変化が大きいのだと思います。
一昔前のように娯楽がテレビだけ映画だけCDだけという時代ではありませんから。
CDに限った話ではなくDVDや、書籍
テレビに至るまで以前に比べて需要は落ち込みが激しい。
何にしてもスマホが普及している今
手軽なコンテンツの方が需要が高いのです。
わざわざショップに足を運んでCDを買う、書籍を買う、DVDを借りる
そんなことしなくともそれにとって代わるコンテンツはもう溢れ替えっています。
ここ近年、話題にあがるアーティストのほとんどは
YouTubeにそれぞれのチャンネルを持っていて新曲が発表される度にMVが配信されます。
この方がいろいろと利にかなってますよね。
クリック1つでスマホならどこにいても聴く、観ることが出来るし
何より新規開拓を狙う際にオススメ動画にあがって目を引くことさえ出来ればもしかしたらファン獲得に繋がり過去の楽曲もそのまま手軽に目にしてもらえる。
そうなってくると楽曲の良さももちろんですがMVの内容も今以上に今後重要になっていくのではないかと思います。以前よりもMVを通して楽曲に触れる機会が必然的に増えてきますしね。
私は楽曲、特にシングル曲はMVを含めて1つの作品だと思っていたりするので今後良いMVが増えていくのが楽しみだったりしてます。
あと動画のサムネイルですね。オススメ動画にあがってきたときに思わずクリックしてしまいそうな。
昔ならリリースしてテレビ等メディアでの広告戦略がある程度必須でしたがそれももう効果も薄く必要性が無いですし。
配信してしまえば円盤制作のコストも必要ないわけですしアップすれば半永久的に利益に繋がる。
もうシングルCDなんて必要ないのではないでしょうか?
元々、日本はシングルCDの価格が高くそれなりの販売も見込めていたので意味はありましたがそれも難しい今となっては必要ないでしょう。
海外はアルバム先行のシングルカットがメインなわけですしね。
ただ私自身、古い人間なんでしょうね。
今や縮小されまくったレンタルショップ等のCDコーナーなんかを見ると
どこか寂しく思えてきたり。
好きなアーティストの新曲が出ると発売日にはワクワクしながら予約していたCDをショップに買いに走り
ついでに特設のオリコンランキングコーナーの前でそのときのチャートインしている様々なCDを手に取り眺めていました。
懐かしく、そしてなんかせつない気持ちです。
今回はそんなお話。
それではまた次回があれば。
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