評価の前に感謝が大事?! ~当たり前の常識を見直そう~
過去の記事で
人間の95%は褒めて伸びるタイプ
頭ごなしに怒る指導はやめよう
といった内容を書いたのですが
君は本当に素晴らしい! ~人間はだいたい褒めたら伸びるタイプ~
https://shinovu.hateblo.jp/entry/2018/11/04/031753
褒めるの前にもっと大事なことがあるのではないかというのが今回の話。
そもそも褒める、怒るというのは社員、従業員を評価するということです。
仕事の業績が良い
仕事に対する姿勢が良い
頼んだ仕事をきっちりやり遂げる
仕事のスピードが早い、、、等々
社員に対して良い評価をしたから褒める
仕事に真面目に取り組んでいない
顧客、取引先からのクレームがきた
なにをするにしても遅い
納期までに仕事が終わっていない、、、
社員に対して悪い評価をしたから怒るのです。
もちろん、当たり前の話で経営者になれば日々、社員をしっかり評価することは仕事の1つです。
ただ評価する前に私が大事だと思うことは
『感謝』です。
何をまた当たり前のことをと思ったかもしれません。
ですが本当にみなさん、特に経営者の方は社員に対して感謝していますか?
おそらく私のいう感謝と
みなさんが考える感謝は少し違うと思います。
「君のプロジェクトの成功で会社の業績が上がったよ、ありがとう」
「頼んでいた仕事もう終わらせてくれたの?ありがとう」
みなさんが思う感謝は仕事の「結果」に対しての感謝ではないですか?
私が考える感謝は
「今日も定時通り元気に出社してくれてありがとう」です。
、、、何を言ってるんだろうと思いましたか?
職場に定時に出社する?そんなの
当たり前だろう!と思っていませんか?
今回の記事、しつこいくらい当たり前と連呼していますが、果たして世間一般に言われる当たり前は本当にそうなのでしょうか?
人間、毎日のように仕事をして
毎日のようにいろいろなことが起こり
毎日のようにいろいろなものに出くわします。
その中で毎日が体力的に、精神的に
コンディションが良い日ばかりではありません。
仕事だけではなくプライベートでも
人間は日々、変化していきます。
想像してみてください。
あなたはある会社の経営者です。
ある日突然、会社に行ってみると
誰1人出社して来ない
そんなことあるわけないだろうと思いますか?なぜ言い切れますか?
私が思うに
所謂、ブラック企業と言われる会社や人員不足で苦しんでいる会社は
当たり前のハードルが『無駄に』高い気がします。
そう『無駄に』高いのです。
騙されたと思って明日から
今まで当たり前だと思っていたことに対して感謝の心を持ってみてください。
口に出して相手に伝えろとは言いません。(急にどうしたと気味悪がられてもいけませんし、、、
まずは感謝、そして評価
そして感謝のハードルを高くし過ぎない
そうするだけで自分の中に、そして周りに変化が現れると思います。
褒めて伸ばせとは言いましたが
感謝の無い褒めは意外とすぐ分かるものです。もちろん、逆も然り。
感謝のハードルが低ければ低いほど
自然と怒りという感情も薄れていくはずです。
細かい話は別の機会があれば書きたいのですが簡単に言えば人間は日々、感謝していたり友好的に思っている人にはなかなか怒りの感情はぶつけません。
なので感謝の気持ちを常に抱くということはそれだけ怒りの感情から遠ざかることになります。
毎日、感謝の気持ちを持ち
相手の悪いところを粗探しするのではなく、全力で良いところを探し褒める
それもハードルを思いっきり下げて
そうすれば毎日のなんとも言えないイライラから解放されるかもしれませんよ。
今回はそんなお話。
それではまた次回があれば。
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