のんびり経営

田舎者の経営者が普段思ったことをダラダラと語ったりしてみたブログです。普段の生活で思う疑問、不思議、仕事について思うこと、等々を勝手な主観で書きなぐっています。お暇があればぜひ。 ◎主なテーマ:経営/仕事術/日常の疑問/

矯正させる仕組みではなく共存出来る環境をつくる ~キャラや価値観はそれぞれの人生がつくる~

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おひさしぶりです。
約4ヶ月前振りの更新。やはり飽き性はなかなか治らないものでして

正確にいうと優先順位の違いですね。
まぁ、言い訳に聞こえますが

書きたいこと、伝えたいこと
いや、カッコつけずに言えば吐き出したいことはそれなりにあるんですが
相変わらず時間の使い方が下手だということで

また更新頻度には期待出来ませんが長~い目で見ていただければと
まぁ、暇で仕方ないときに思い出したかのように覗いていただければというスタンスは今も変わらずです。

では今回の本題へ。以前書いた記事にて
『空気の読めない奴』と言われても気にするな
周りにも原因があるという内容のものを書いたのですが
ノリが悪いのは本人のせいじゃないよね ~その人のキャラって大事~https://shinovu.hateblo.jp/entry/2018/11/02/024948

日々、経営者として周りを見ている中で最近特に感じることは

本当に人はそれぞれで、様々な価値観、思考があるものなのだなと

職場にもよるかもしれませんが世間一般ではそれぞれの会社、業界には年齢性別の違う人達がいます。
もちろん、それぞれには現在まで歩んできた過程、人生があります。
だからこそ対人関係によるトラブルというものは大なり小なり発生するわけです。
ただあくまでも経験則ですが対人関係によるトラブルは比較的そこまで大きな障害となるケースは稀だと思っていまして

大きな悩み、ましてや犯罪レベルに発展する場合は一方があまりにも屈折して起こるわけで
もちろん日々悩まされている方は実際いらっしゃると思いますし誰にでもいつ起こるか分からないことではありますが

経営者から考えると厄介なのは対人の問題よりも
社内、職場の人間達の仕事に対する価値観、モチベーションからくるトラブルの方が問題でして
あくまでスキルや能力の差ではなく考え方の話ですね。

今回の話の結論を言ってしまえば
よく新しいプロジェクトや会社全体で取り組む業務の際に言われがちな
『社内(チーム)一丸となって』

というフレーズ。

はっきり言って個人的にはそんなこと不可能だと思っています。

過去の記事にも散々書いてきましたが
私の持論は
『仕事は楽しいものではない』
『価値観は人それぞれである』
『自分の思考、価値観を人に押し付けてはいけない』
です。

よく経営者の中にはこんな人がいます。
みんなが一生懸命頑張る中、やる気を出さない社員や従業員に対して

「みんなが頑張っているのにアイツだけどうしてやらないんだ!」

「君はみんなのモチベーションを下げている!」

「やる気がないのか!なぜ出来ない!」

そんな言葉を一方的に投げかけたり思ったりする経営者。

私は、そんな人は経営者失格だと思っています。

確かにモチベーションが低い社員は問題です。様々な悪影響も発生するかもしれません。

しかし、モチベーションを高めるのは極論社員本人の問題です。
それに今までの人生の中で培われてきた価値観、思考です。それを変えることはなかなか難しいでしょう。

私は別に放っておけば良いというつもりも切り捨ててしまえば良いというつもりもありません。

私は経営者とはそんなモチベーションの低い社員を矯正していくのではなく
いかにモチベーションを高めてやるか考え、環境をつくることが経営者の仕事だと考えています。

「なんで出来ないのか?」と疑問を持ったなら
「どうすれば出来るようにしてあげられるか?」と考えてあげれば良いのです。

現代人はネガティブで消極的で無欲です。
ましてや今の時代
根性だ!の一辺倒で乗りきってきた昔のやり方は通用しません。
勢いだけで支配出来る時代は終わったのです。

みんなが頑張る中
後ろ向きな考え、モチベーションの低い人は
所謂、『空気の読めない奴』なのです。

経営者として

自分のやり方、価値観、こだわりを押し付けて矯正し支配するのではなく
社員1人1人の『ハードル』に合わせて
如何に綺麗に飛んでもらうか
今より高いハードルをどうすれば飛べるようにしてあげられるか?

そう考えることが
今の経営者には必要だと私は思います。

そうすれば自然と職場の空気は良くなると思います。

業績や数値ばかりを追うのではなく
目の前の社員のことをしっかり見てあげる。
もしかしたらそうすることによって
業績にも変化が出てくるのではないでしょうか

今回はそんなお話。
それではまた次回があれば。


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