順調な日々と転落の始まり~ 【1人の人間が辞職をするまで】Vol.07 ~
初めて参加した定例会から半年近くの月日が経った。(そういうことにしといてください。)
その半年間はいろいろ苦労もありましたが、充実した日々を送っていたと今思い返してもそう感じています。
変わったこともいくつかあります。
川上さんが異動になったこと。
異動といっても部署が変わっただけなので一般的に言われている異動とは少し違いますが
しかも代表から代表代行に降格までしてしまいました。
ただ本人は忙しい部署で毎日ドタバタするより良いと、周りには言ってました。
元々、モチベーションも高いわけでもなかったので楽になって良かったと本人は本気で思っていたみたいですが
完全に窓際に追いやられ、しかも降格までして幸せそうな姿を見て
私は他人事ながらなんだか可哀想だなぁと思ってしまいましたね。
みなさんなら、川上さんのような境遇にあったとき
どのように思うでしょうか?
仕事に関する価値観は人それぞれですので正解や不正解、ましてや否定する気もありませんが
私は当時でも現在でも
出す答えはきっと変わらなかっただろうなぁって思いますね。
もちろん、なにくそという気持ちで必ず再帰したことでしょう。
という私の方は
川上さんが抜けた後、部署の代表として懸命に毎日を送っていました。
私1人ではいろいろと難しいと判断されたのでしょう。代表に昇進したと同時に別の部署から補佐として青田さん(仮名)が異動してきました。
最初は私1人では頼りないと思われたことに多少複雑な気持ちになりましたが、
青田さんは私と歳も近く、何より仕事に対して前向きでした。
それに補佐として常に業務のことを、私のことを考えてくれて
業務を進めていく上でとても支えになってくれていました。
当時の私はたしかに未熟でしたが、なんとか青田さんと2人で業績を上げていき、社内でもそれなりに一目置かれるようになっていて
それも全て青田さんの協力のおかげだと感謝していました。
そんな充実した毎日である月の定例会で社長が事業拡大の強化に向けて社員を1人入社させると切り出し
赤井さん(仮名)という人が入社してくることが決まったとのこと。
この赤井さんがその後、私にいろいろと影響を与えてくることになるとは
そのときは全く知りませんでした。
今回はそんなお話。
それではまた次回があれば
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