明日やれることは明日やれば良い ~仕事の後回しは悪くない~
「あとでやる~」
「あとでじゃなくて今やりなさい!」
明日でもいいことは今日やるな-大事な場面で判断を誤らない戦略的情報行動学
- 作者: 中西輝政
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2018/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子供の頃に母親によく叱られていたことは「後回しにせず今しなさい」が一番多かったように思います。
やはり子供は楽しいことが1番で面倒くさいこと、嫌なことは避けたがります。
しかし、それは果たして子供に限った話でしょうか?
「○○くん、この仕事を頼めるかい?」
「はい、わかりました」
「(部長から頼まれた仕事だけど、今やっている仕事が終わってからにしよう)」
「○○くん、あの仕事は出来たかね?」
「あ、申し訳ありません。まだです」
「まだ?!けっこう時間はあったはずだがね」
「申し訳ありません」
みたいな展開、今まで経験したことありませんか?
大人と子供では内容が違うだけで物事を後回しにして少し楽したいという気持ちは基本変わらないのかもしれません。
私もよく『明日の自分が頑張れば良い』とか都合よく考えて目の前のことを先伸ばしにしてしまいますが、気を付けていることはあります。
それは『しっかりと計画を立てて後回しにする事』です。
結果良ければ全て良し
要は期限内にやらねばならないことが全て完了していれば良いのです。
極論、期日10日の仕事を毎日コツコツ進めていこうが最終日10日目に一気に進めようが終わっていれば良し、出来が良ければ尚良しなわけです。
私のやり方はまず完了予定を遅くとも最終期日の前日に設定します。
どれだけチェックを行ってもミスや見落としは意外と見つかるものですので最終日は徹底的に見直しと調整にあてるべきかと経験上思います。
締め日を決めたら大まかな業務工程をリスト化し、更にその工程を細かくリスト化します。チェックリストにするのが良いと思います。
更に完成したリストに印をつけます。
私がつけるのは
☆=必須な工程
※=省いても良い(余裕があればやる)
業務内容が膨大だったり、そもそも期日と見合っていないけれどなんとか間に合わせる必要がある場合はどうしても取捨選択は重要になってきますので
行き当たりばったりではなく始めにある程度の目処を立てると土壇場で慌てるケースは減ります。
期日までの工程の洗いだしが済んだら他の業務スケジュールとの兼ね合いを見ながらスケジュールを組んでいきます。
この時になるべく単日に詰め込み過ぎず
日々の負担を最小限にしながら計画を練ると楽です。
いざ、業務に取りかかったらスケジュール通りに日々の業務をひたすらやるだけです。
予定より業務が順調に進んでもあまり先走らず最初に組んだ予定を忠実にいきましょう
以上が私のやり方です。
業務を始める際、考える前にとにかく取りかかろうとする人がけっこう多いです。期日までに余裕が無い場合は特に
ですがまずは落ち着いてコーヒーでも飲みながらしっかり計画立ててスケジュールを作り、1歩ずつ進んだ方が上手くいくと思います。あくまで経験上ですが
とにかく1日1日に負担をかけず無理に先々進めない
大丈夫、予定通りにはいっています。
明日の業務は明日の自分に任せてしまえば良いのです。
しっかり計画を立てたのならそこまで不安になることもないでしょう。
『明日出来ることは明日すれば良い』のです。
ではまた次回があれば