ノリが悪いのは本人のせいじゃないよね ~その人のキャラって大事~
「なんだよ、ノリが悪いなぁ」
「空気読めよ、冷めるなぁ」
私もよく言われていた言葉です。
どうも、無事2回目のブログです。
『空気を読む』
なんてことはよく言われますが、みなさんは生活する上でどれだけ空気を読んでいますか?
私は10年くらい前の若い頃は
『空気の読めない奴』とよく言われました。
周りの人間達が騒ぎ楽しんでいる輪の中にけっして入ることなく、静かに外側から眺めている
常にそんな状態でした。
言い訳のように聞こえるかもしれませんが別に輪の中に入ってみんなと仲良くしたかったわけではありません。
羨ましいなぁという気持ちも純粋に持てませんでした。
友達がいなかったわけでもありません。
高校時代、サボりぐせがついてしまい、昼の弁当を学校近くのゲームセンターで遊びながら食べて
それから午後の授業くらいには顔を出す、そんな重役登校をしていた私ですが
学校で孤立することなどなく、周りにはそれなりにたくさんの友人達がいました。今思えば非常に有り難い話ですよ。
ただ私の周りには少し消極的な人間が多かったですね
クラスのみんなを巻き込んで1つのことをやり遂げる為にとてつもないリーダーシップを発揮する
お笑いグランプリ番組の優勝者の如く、口を開けばみんなが笑ってしまう話術を発揮する
そんなタイプの人間はいませんでした。
いや、そんな奴はクラスの中、学校の中に1人もいませんでした。
『類は友を呼ぶ』とは言いますが
人間が構築するSNS等での繋がりを除く
周囲のみの人間だけの友人ネットワークなんて結局似た者同士の集まりなのです。
『空気を読む』の『空気』は
友人ネットワークの数だけ存在していて
それぞれの『空気』がある
私はそう解釈しています。
所謂、『浮いている奴』も誰にでも与えられる不名誉な称号なのかもしれません。
表現は古いですが
クラスの中でイケイケのヤンキー生徒が
美少女アニメ大好きオタクグループの輪の中に入ってもそれは『浮いている奴』『空気の読めない奴』になってしまうでしょう
『空気が読めない』のは本人の責任というよりその周りの人間の責任なんだと思うわけです。
アニメを普段ほとんど観ない人に最新アニメの話を
野球に興味の無い人に広島カープのレギュラー争いの話を
SNSやインターネットに普段触れない
人にYouTuberの最新動画の話を
そんなことしても話が通じる訳がありません。
輪の中に入れてみんなが『空気』の中で楽しむ為には
その『空気』で楽しんでもらえるよう周りがフォローしてあげなくてはいけないのではないかと思います。
いくら楽しい『空気』だと輪の中のあなた達が思っていても
いきなり他の人が輪の中に入れば息苦しくて窒息することもあるかもしれません。
だから『空気の読めない奴』という称号をもらってしまっても気にすることはないのです。
それは周りのフォローや対処が悪かっただけなのです。
あなたはあなたの心地の良い『空気』を見つけること
それが一番重要で大切なことなのかもしれません。
ではまた次回があれば